危険な前歯

危険な前歯

危険な前歯

小学校に入ってすぐの話しです。
子どもは元気に遊ぶんです。
前歯が大人の歯になったばっかりでした。
彼女は元気にお家の中を駆け回っていました。
転びました。
大げさに泣くなと思っていましたが、そのはずです。
手を着かずに転んだ彼女は顔から強打、前歯に大きなヒビが入りました。
急いで病院に連れて行ったものの、生えて来たばっかりの前歯は何もする事も無く、ヒビを入れっぱなし、硬い物を噛んだりぶつけたりしないで、歯を折らない様にする心配りをしながら生きて行かなければならなくなりました。
前歯は温かい物を飲んだりすると痛む事も多く、ちょっとの事で折れないかとハラハラしながら生きて行きました。
それから20年。
何度も、歯医者さんに注意をされながら、何度も痛む前歯の神経を抜く事を今日日しながら、折らない様に必死で彼女は前歯を守って来ました。
インプラントにする事もイヤで、異常は程にヒビの入った前歯に執着の有った彼女の前歯は今も着いています。
必死で前歯を守りながら生きてきた彼女は、これからも前歯を守って行きますが、20年折れなかった前歯。
そう簡単に折れないとわかった彼女は、あまり神経質にならないで生きて行けています。

 


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